京都で英会話するなら

京都で英会話がしたいと思っても、「英会話教室と契約して続かなかったらどうしよう？」「安くてコスパが良いのはどこ？」など、迷ってしまいますよね。
特に京都市の下京区や中京区辺りは人通りも多く英会話スクールや英会話カフェ、ランゲージエクスチェンジカフェ等様々な英会話を学ぶ場所が存在しています。

京都は全国でも訪日外国人がトップクラスに多い土地ですが、アフターコロナ後は更に増加するでしょう。
それに伴い英会話の需要は年々高まっています。英会話カフェやランゲージエクスチェンジカフェといった単語を耳にする事も多いかと思います。
近年では料理教室と英会話が一緒になった英会話料理教室など、英会話と一口に言ってもバラエティーに富んでおり、自分に合ったスタイルを選ぶ事が可能です。

また、英会話など母国語以外の言語を学ぶことは、認知症の発症を遅らせることができる要因の一つとしても注目されている事からも、習い事として英会話の人気は高くなっています。
日本国内では、認知症患者数が400万人以上と言われており、増加傾向にあるとされています。
65歳未満の若年性認知症患者も増えている昨今ですが、できるなら健康に過ごしたいですよね。

第二言語を話すことは、加齢などによって脳の認知機能が低下したときに、それを補う神経を発達させる等の役割を持つ「cognitive reserve（認知的予備力）」が高められ、認知症の発症を遅らせる事ができると言われています。
現在出ているたくさんの薬よりも、英会話を学ぶ事は認知症への影響が強いという可能性が示唆されており、英会話を学ぶことで認知症予防にもなるなんて嬉しい話ですよね。

認知症と第二言語は、いくつになっても予防の効果があると研究で結果が出ているため、何歳であっても英語学習は大変に意味があるものです。
英会話だけに限った話ではありませんが、こと認知症に関しては、学ぶのに遅過ぎることはありません。

年齢的に今更英会話なんて学んでも意味がないと思う方もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
面白い事に、言語の習得において、20代から60代まで大きな差はないとされています。
70代を越えても、多少時間のかかり方に差があるだけです。

医療の発達によりこれから益々若々しいシニアの方が増え、人生100年時代と言われている今、英会話を始めることは人生の選択肢をもう一度増やす効果があるのではないでしょうか。
今回は、英会話ができる場所をタイプ別にご紹介していきます。

認知症について 厚生労働WEBページ

英会話を学ぶには

英会話を学びたいと思った時、選択肢は大きく分けて３つあります。

１・英会話スクール

価格は高いですがサービスや立地を売りとしている大手がたくさん参入しています。
駅から徒歩数分の場所にある事が多く、割合としては仕事や留学の為にしっかりと学びたい人が多い印象があります。

スピーキングはネイティブが、文法は日本人講師が受け持つなど、内容によって身に着けやすいさまざまな目的にそったコースが用意されています。
また、入会に際し登録が必要な事や月謝制の所が多く、月に必ず数回通わなければならないという強制力によって英会話を続けていく事ができるという面もあります。
独自のメソッドや個々に合わせたオーダーメイドのレッスンをつけてくれる所もある為、お金をかけても基礎からしっかりと英会話を身に付けたい方にお勧めです。

ただし、せっかく英会話スクールに入会したのにいつの間にか足が遠のいてしまい、お金だけを払ったなんて事もよく耳にします。
そうならない様に、続けられるか心配な場合は英会話カフェやランゲージ・エクスチェンジカフェなどの入会や月謝のないところから始めてみのも良いかもしれません。

また、英会話スクールに通ってもなかなか話せるようにならない人の傾向として、コツコツと勉強することはできても、気軽に英会話ができる場が少なく、スピーキング能力が伸びないというものがあります。
英会話スクールに通っているだけで満足せずに、せっかく勉強したのであれば色々な場で実際に会話を楽しんでみると良いですね。

英会話スクールは京都でも烏丸駅や河原町駅など繁華街やオフィス街の駅近にある事が多く、仕事帰りに勉強して帰る事ができます。

２・英会話カフェなどの気軽に通える小〜中小規模スクール

地域密着型であったり、ドリンク片手に気軽に英会話を楽しめる仕様となっています。
講師やホストと呼ばれるネイティブスピーカーが在籍しており、会話をリードしてくれるので初心者でも安心して参加できる所が多いです。
また、英会話スクールに比べると個人経営店も多く料金が安い事が多く、英会話スクール程お金をかけずにカジュアルに学ぶことができ、休日の楽しみに訪れる方が多い印象です。

教室ではない為、内装もおしゃれでリラックスできる様な仕様になっていますが、会話内容等はスタッフや英会話講師が用意してくれているところがある為、カフェと言ってもただのんびりして終わるということはありません。
楽しく英会話を身に着けたい方、英会話スクールに通うのは少しハードルが高いと感じる人にお勧めです。

京都には江戸時代に構築された町家が数多く残っており、町家をカフェ風にしたもの等、京都ならではの風情を感じながら英会話を学ぶ事も可能です。

３・ランゲージエクスチェンジカフェ

最近流行りのランゲージエクスチェンジカフェは、日本人と外国人がお互いの母国語を交換して学び合うスタイルとなっています。
留学生や仕事や結婚を機に日本に移住している外国人が訪れる為、一般のネイティブと知り合い会話する為、まるで海外に留学しているかの様な空間の事が多いとされています。

話す相手は英会話講師ではない為、どんな仕事をしているのか、様々な仕事の内容を英語で聞く事ができます。
また、入会金や登録などの必要がないため、費用も安く、好きな時に好きなだけ行く事も可能です。

英会話スクールで学んだ英語を試したい、リラックスして会話を楽しみたい方が多い印象を受けます。
話す内容は自由ですが、スタッフがサポートしてくれるところが多い為困る事はないでしょう。

訪れる海外の方達も日本語を学びたくて来ている方が多く、英会話初心者であったとしてもお互いに気持ちを分かり合って教え合う事ができます。

英会話スクールや英会話カフェで学んだ英語をランゲージ・エクスチェンジで一般の方を相手にどんどん使っていき、いずれはランゲージ・エクスチェンジカフェで生の英会話に触れてブラッシュアップするだけになっていけると良いですよね。

英語を学びたいと思うきっかけは人それぞれ

社会人の習い事ランキングでも常に上位に入っている英会話ですが、学びたいと思ったきっかけは千差万別です。

海外旅行に行って不自由しないくらい英会話ができるようになりたい
ビジネスで英会話が必要になった
留学したいから先に英会話を学んでおきたい
道端で旅行者に英語で道案内やガイドができるようになりたい
海外の音楽や映画をもっと理解したい
昔から漠然と憧れや興味があった
趣味または教養として英語を身につけたい

こうした様々な理由からたくさんの人が学んでいる為、年齢や職業を越えて様々な人と出会う事ができるのも英会話を学ぶ楽しみの内の１つかもしれません。
ランゲージエクスチェンジカフェであればさらに国籍を越えて出会う事ができますね。

日本人は英語ができないと言われる事が多いですが、義務教育で学んできて基礎は持っている方が多く、話せない理由はアウトプットの少なさが原因の１つと考えられます。
言語習得において大切なことは、しっかりと座学でインプットする事も勿論大切ですが、聞く、話す、続けるの３つが大切とされています。
どれだけたくさん自然な英語を集中して聞くか、覚えたことをどれだけたくさん口に出すか、会話がすらすらとできるようになるまでどれだけ続けられるか。
せっかくなら楽しく学びたいですよね。

まとめ

京都で英会話を学びたいと思った時に、どうやって選べば良いのか、どんな形式のものがあるのかをご紹介しました。
社会的なグローバル化に伴い、また海外観光客の多い京都において、英語ができるというのは大きな強みになります。
自分のスタイルに合った場所で楽しみながら英会話を身に着けていきたいですね。

英会話に関する情報

経済産業省：「回復？まだまだ低水準？外国語会話教室の動向」の情報
文部科学省：「外国語教育について」の情報
文部科学省：「令和3年度「英語教育実施状況調査」の結果について」の情報
文部科学省：「今後の英語教育の改善・充実方策について」の情報
文部科学省：「英語教育ポータルサイト『えいごネット』」の情報
一般財団法人英語教育協議会(ELEC)：「えいごネット」の情報
京都市観光案内：「これだけは知っておきたい！基本的な英会話（観光案内編）」の情報
経済産業省：「国立教育政策研究所」の情報
JICA海外協力隊：「語学力審査について」の情報
経済産業省：「社会人基礎力」の情報
国立教育政策研究所：「教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」」の情報
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会：「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」の情報
独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）：「独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）」の情報
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT：「国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT」の情報
外務省：「広報文化外交」の情報
内閣官房：「万博国際交流プログラムの推進に関する調査対象自治体の選定（令和４年度）」の情報
財務省：「国際交流活動」の情報
国際研究交流大学村：「国際研究交流大学村」の情報
内閣府：「青年国際交流」の情報
国際交流基金：「国際交流基金」の情報
International Antique Institute（I.A.I.）：「International Antique Institute（I.A.I.）」の情報